K.B.C(九段ベースボールクラブ)
6.7
2026
千代田区春季野球大会3回戦報告 ⇒ 惜敗、次は「秋」
5月16日(土)に行われた3回戦で、惜しくも負けてしまいました。次は秋です。
(監督:亀田洋斉)
◆結果
vs 三菱汽船 0-5
◆戦況報告
★“魂の130km”と、止まらないエラー祭り
相手は優勝候補の名門・三菱汽船。こちらはフルメンバー不在。
普通なら「経験を積めれば十分」、そんな空気になってもおかしくなかった。
しかし、このチームには別の敵がいた。
それは――
欠席組の
藤森・久保・青島の『俺たちがいないから負けたんだろ?』というニヤニヤ顔。
この顔だけは、どうしても見たくない。
その一心で、34歳・亀田がマウンドへ上がった。
★34歳、魂だけで投げる
初回、亀田のストレートは走っていた。
最速130km。さらに最近Instagramで覚えたての“キックチェンジ”も炸裂。
打者のタイミングを外し、ベンチを沸かせる。
ただし本人の身体も少しずつ壊れていた。
球速は回を追うごとに低下。
* 初回:130km
* 3回:124km
* 5回:118km
* 終盤:ほぼ“気持ち”
それでも腕を振り続ける。
★二重スパイ、発動
その頃、守備陣は別の意味で躍動していた。
ショート・香椎。
監督直属の後輩として期待されるも、痛恨の3エラー。
しかも全部「取れそう。」
だからこそ心にくる。
さらに外野陣も4エラー。
打球を追っていたのか、春の風を感じていたのかは最後まで分からなかった。
★捕手・仙波、野球の概念を揺るがす
そして最大の衝撃は、捕手・仙波のデビュー戦だった。
結果は――、6エラー。
しかし内容が濃すぎた。
ある打者との対戦では、
* キャッチャーフライ落球
* また落球
* さらに落球
* 最後は三振
結果、
1人の打者に対し、4アウトを取る離れ業。
野球史に残るかは分からない。
ただ、球審でさえも困惑していた。
★“耐える大人”と、“学ぶ若者”
マウンドでは34歳・亀田が、減っていく球速と、増えていくエラーに耐えていた。
ミスが起きても怒鳴らない。
打球が抜けても崩れない。
捕れなくても、また投げる。
その姿は、効率やタイパが求められる令和の時代において、
『耐える大人の背中』そのものだった。
一方、捕手・仙波。
落とす。
逸らす。
増えるアウト。
減る自信。
しかし、亀田の姿を見ながら少しずつ気づき始める。
「ああ、“大人”ってこういうことなのか。」
怒らず、諦めず、
ただ次の球を投げ続ける34歳。
仙波にとって、この試合最大の収穫は、キャッチング技術ではなく、『耐え方』だったの
かもしれない。
★希望の光・大場
そんなカオスの中、大場がマウンドへ。
すると普通にストライクが入る。しかも普通に抑える。
ベンチではすぐ仮説が立てられた。
「久保と藤森がいない日は、みんな伸び伸びしてる説。」
現在、追加検証が進められている。
★試合後
敗戦後。
チームに流れたのは反省ムード――ではなく、『壁当ての重要性』についてだった。
「やっぱ壁当てだろ。」
誰かが呟く。全員が静かにうなずく。
壁当て。
それは古来より伝わる、野球守備練習の原点。
グローブひとつでできる。
そして何より――
星飛雄馬もやっていた。
時代は変わっても、捕球の基本は変わらない。
特に仙波は、ミットを見つめながら深く反省。
そして、ぽつり。
「……久保って、案外必要だったんだな。」
今まで雑に扱っていた存在の大きさに、ようやく気づき始めていた。
最後に仙波は静かに前を向く。
「次は……3アウトで終わらせます。」
その目は真剣だった。
たぶん次は、キャッチャーフライを2回で止めてくれる。




4.29
2026
千代田区春季野球大会2回戦報告 ⇒ ベスト16進出!
今シーズンからKBCは千代田区春季野球大会に参加することになりました。今回は、2回戦の戦況を報告します。
千代田区春季野球大会については、下記ホームページをご覧ください。
https://chiyoda-yakyu.tokyo/tournament/2026_spring_tournament/
(監督:亀田洋斉)
◆結果
vs 前田建設工業野球部 8-1(5回コールド勝ち)
◆戦況報告
★ 千代田区“凱旋”で見せた、大人の余裕と少しのハプニング
新規参戦となった千代田区大会。
この地に立つのは、選手たちにとって中学生以来の“凱旋試合”となった。
懐かしさと緊張が入り混じる中、初回を抑えた後の攻撃時に最大の不安要素が発覚する。
主審から「……ヘルメット、ある?」
一瞬、全員が凍りつく。
前回大会の"棄権負け”が頭をよぎる。
しかし・・・ 「あった!」
この確認だけで士気は急上昇。
“装備が揃っている”という当たり前が、この日の最大の追い風となった。
★ 序盤:青島が流れを作り、小平が整える
初回、青島が先制打。
「今日は違う」と感じさせる一打で試合の流れを引き寄せる。
そして先発予定の小平がまさかの遅刻。
しかしマウンドに上がると、遅刻の気配を一切感じさせない3回完全投球。
時間には遅れたが、内容は一切遅れなかった。
★ 中盤:ズボンを忘れた男、主役になる
この日の主役は仙波。
試合前にズボンを忘れかけて遅刻寸前。
さらに守備ではタイムリーエラー。
当然ベンチからは厳しい一言。
「ズボン忘れるからそうなるんだよ!」
しかしその直後・・・
3ランホームラン。
最終的に3打数3安打3打点。
ズボンの有無はパフォーマンスに影響しないことを、身をもって証明した。
★ 打線:つながりと“個性の爆発”
この日は打線もよくつながった。
• 和田:貫禄の一打で追加点
• 香椎:冷静沈着な仕事人の一打
• 青島:先制打+投手でも2回1失点(自責0)
そして・・・
この日、最も球場をざわつかせたのは久保だった。
これまでの試合で約2年間ノーヒット。
打席に入るたびに「そろそろ…いや、まだか」という空気を背負い続けてきた男。
その久保が・・・
ヒットを放つ。
ベンチは一瞬静まり、次の瞬間、
「本当に打ったのか?」という確認から歓声が始まる。
さらに守備ではキャッチャーフライをダイビングキャッチ
誰よりも楽しそうにプレーしていた姿が、この試合の空気を象徴していた。本当に
久しぶりに笑顔を見た気がする。
★ 新戦力と未来
新戦力の福田は三打席連続三振。
しかしそのスイングスピードは圧巻。
「風だけでベンチに春を運んできた男」
として存在感を残した。
“当たる日”が来たとき、試合の流れを一変させる可能性を感じさせる。
★ 投手陣
• 青島:2回1失点(自責0)
• 小平:3回パーフェクト
安定した継投で相手を1点に抑えた。
★ 試合後
試合後、チームは勝利の余韻に浸りながらグラウンドを後にした。
視線の先には・・・
久保のキラキラの新車。
ヒットを打ち、守備で魅せ、そして新車。
この日一番“輝いていた”のは間違いなく彼だった。
その前で立ち止まる亀田監督。
新車の前で自撮りをしながら、強豪相手に掴んだこの勝利を静かに噛みしめていた。
★ 総括
凱旋、ハプニング、そして快勝。
忘れ物も遅刻もある。
それでも最後はしっかり勝つ。それが真の成人だ。
次戦へ。
春試され、夏燃えて、秋もう一丁――その前に、まずはもう一勝。
◆ 監督・選手談話
★ 亀田(監督)
「無事にみんな進級・昇進して、こうしてグラウンドに立てたことが一番です。内容も良かっ
たですが、まず“ちゃんと集まれた”のが今日の勝因ですね。」
★ 大場
「今日も守備でチームを支えられました。特に何も起きないのが一番いい守備だと思っていま
す。人生も同じで、今が一番落ち着いています。」
★ 仙波
「今日は楽しかったです!ズボンも間に合いましたし、ホームランも打てましたし、人生、
今が一番楽しいです!」
★ 久保
「人生でも山の中でも悩みましたが、今日を迎えられてよかったです。ヒットも出たので、
これでまた2年は安心して打席に立てます。」
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12.20
2025
K.B.C(九段ベースボールクラブ)の第3戦報告
◆ 第3回活動報告
11月2日(日)板橋区民大会準決勝の報告です。
<対戦成績:延長6回 0-1で負け>
<オーダー>
1.(1)小平(12回)
2.(6)藤森(15回)
3.(3)仙波(15回)
4.(9)マートン
5.(2)川又(14回)
6.(4)ラロッカ
7.(5)香椎(14回)
8.(8)大場(16回)
9.(7)光岡(16回)
P:小平 ー 川又(4イニング)/亀田 ー 川又(1イニング)
監督:亀田
★ 戦評
前夜、久保がコインランドリーで洗濯したらしいユニフォームが、シワッシワのままチームに届
けられた。朝の集合時、全員の士気はすでにアイロン待ちの状態。監督の一言「今日はシワを
伸ばしていこう」で試合開始。
しかし打線は、序盤からまるで洗濯機の中を回るように空回り。藤森の会心の当たりも、マート
ンの鋭いライナーも、なぜか相手守備の“シワの隙間”に吸い込まれていく。チャンスのたびに
「あと一押し」が伸び切らず、まるでユニフォームと同じようにピシッと決まらない。
それでも小平は、最年長のアイロンタッチ投法で打者を次々とプレス。シワひとつない完璧な
コントロールで相手を寄せつけない。まさにベテランの職人技。後を継いだ亀田も0封で熟年の
技を見せる。
打線は5回、ノーヒットで同点に追いつくという“しわ寄せ攻撃”を見せるも、人数不足という
シワの深い現実に直面し、延長戦を戦えず試合終了。新チームの挑戦は、惜しくもアイロンを
かけきれないまま終わった。
試合後、監督とラロッカはスーパー銭湯へ直行。塩風呂で全身を温めながら、「今日の敗因は
ユニフォームのシワ」と結論づけた。風呂上がり、監督はタオル片手に静かにユニフォームの
シワを伸ばしながら、来年こそは“ピシッと勝つ”チームを思い描いていた。
★監督・選手談話
・亀田(監督): 気づいたら負けてました。相手チームはここ最近で1番強かったです。来年は 人数とユニフォームを増やし、『本物』のチームに昇華させたいです。
・小平(社1): 久しぶりの登板でしたが思い通りに球を操れました。
・マートン: ニホンノヤキュウ、シワフカイネ〜!
・ラロッカ: セントウノユ、サイコウネ!ヤキュウノアトハオンセンネ!
・香椎(大2): サード、やっぱり呪われてました。野球怖いです。
・大場(大1): 3試合連続安打について、『学生時代の昼のサッカーで鍛えた足腰がいまだに活き
てます』。





12.20
2025
亀田監督の K.B.C(九段ベースボールクラブ)設立秘話
監督・亀田がK.B.Cを作ろうと思ったきっかけには、15回生の二人――久保と藤森――の存在があった。
久保は卒業後、登山部に入り、山では人並み以上に強いらしい。標高3,000mでは頼れる男。
だが、なぜか標高0mのバッターボックスでは無力。草野球に誘っても、登山の予定で来られない日が多く、来たとしても――打てない。まったく打てない。
監督・亀田が投手として投げながら、「お前、酸素の薄い所じゃないと力出ないのか?」とため息をつくのはもはや恒例行事だった。
対照的なのが藤森だ。
大学ではサークル、バイトと掛け持ち暮らしだが課題も多い。社会的な予定も多い。
そのはずなのに――誘えば必ず来る。しかも結果を残す。準備ゼロでも初球からセンター前。
ノーアップでも守備は軽快。
監督が「お前、なんで打てるんだ?」と聞けば、「あ〜…野球、好きなんで。」
という説明になっていない説明が返ってくる、天才野球少年。
この二人と草野球をしているうちに、監督の胸の奥にずっと残っていた想いが形になっていった。
「どうせやるなら、もう一度“本気の九段”で戦いたい。」
それは懐かしさではなく、指導者としての本気でもなく、ただの野球人としての熱情だった。
ただし、問題は“仲間が集まるか”である。
久保は山ばかり登っていないか? 藤森は予定だらけで来られないのでは?
しかし、それは杞憂だった。
久保:「監督、チーム作りましょう!山より低いから余裕です!」
藤森:「もちろんやります。たぶん打てます。」
こうして16回生の卒業から半年足らずでK.B.Cは結成され、すでに大会参加までたどり着いた。
来年の楽しみは17回生の加入だ。
久保は張り切っている。
「17回生来たら、一緒に山……いや、練習します!」
藤森は相変わらず淡々。
「まあ、来れば勝手に戦力になりますよ。」
監督は苦笑しながら思う。
―こんな二人がいたら、どんなチームにもなる。
そしてK.B.Cはいよいよ懐かしの千代田区リーグへ。
山に強いけど平地で弱い久保。
予定は多いが必ず来て結果を残す藤森。
そして、ため息をつきながらも彼らを信じ続ける亀田。
その三つのバランスが、“九段旋風”の第二章を作り出そうとしている。
(監督:亀田洋斉)
12.14
2025
K.B.C(九段ベースボールクラブ )の第2戦報告
◆ 第2回活動報告
10月19日(日)板橋区民大会準々決勝(対レッドドッグズ戦)の報告です。
<オーダー>
1.(6)久保
2.(1)藤森
3.(9)トーマス
4.(2)坂本
5.(3)青島
6.(5)大久保
7.(4)小野
8.(8)大場
9.(7)光岡
監督:亀田
★ 戦評
初回、青島のタイムリースリーベースで2点を先制!
ベンチが「え、当たった!?」とどよめく中、幸先のいいスタート。
だがその裏、藤森が味方の“熱い援護射撃(エラー)”を受けて1点を献上。
しかし「フィールドで信じられるのは自分だけです」と淡々と立て直すプロ対応。
中盤はチャンスを作るも、ゲッツー地獄。
「あと一本が出ない」はチームの合言葉となり、沈黙の6回へ。
そして6回、またもやエラー。まるでループものアニメ。
同点に追いつかれ、勝負はタイブレークへ――。
迎えた7回表、満塁から藤森が自らタイムリー!
続くは本日デビューの助っ人外国人トーマス!
振り抜いた瞬間、全員が「嘘でしょ…」と口を揃えた。
打球はライトスタンド一直線!
なんと満塁ホームラン!!
トーマス、初日から伝説を作る。
裏の守りで1点を許し、さらにツーアウトからセンターへ痛烈な当たり。だがそこに立ちはだか
ったのは大場!
ソフトバンク周東を彷彿とさせるダイビングキャッチでゲームセット!
泥だらけの笑顔が今日一番のヒーローだった。
★監督・選手談話
・坂本(社1・監督代理)
監督にいい報告ができて安心しました。あと2勝。次はフルメンバーで優勝します!
・トーマス(助っ人外国人)
ニホンノヤキュウ、カンタンネ! マタヨンデクダサイ!🍣
・藤森(大2)
味方のスパイにもめげず、信じるのは自分だけでした。MVP? もう予約済みです。
・青島(大1)
今日は身体じゃなくバットに当てました。野球は初回で決まるゲーム、大満足です。次は4番
が濃厚かな、と思ってます。
・大場(大1)
守備で勝てたのが嬉しいです。サッカーを始めてから守備範囲が2倍になりました。
・小野(大2)
二試合連続安打。ギターとバット、指先が大事です。
・大久保(大1)
二試合連続安打。野球はセンス。説明不要。
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11.23
2025
K.B.C(九段ベースボールクラブ)を新設、活動開始
元九段教員で軟式野球部顧問をしていた亀田洋斉先生(元九段中等教育学校軟式野球部兼硬式野球部顧問 2018~2023年)が九段中等教育学校の野球部OBを中心に新しい野球チームを結成しました。まずは板橋区民大会に参加して活動を開始し、来年春からは千代田区の軟式野球大会に参加する予定です。
◆ 団体の内容
・名称:K.B.C(九段ベースボールクラブ)
・代表者:亀田洋斉(かめだひろなり)
・メンバー・参加資格
九段中等野球部OB。現在は中等12回~16回のメンバーを中心に活動。
活動費とし年会費10,000円を徴収。
・設立目的、活動方針等
九段中等での出会い、人生の『縁』を大切にするために設立。
週1回・毎週日曜日に千代田区のリーグ戦(軟式野球)に来春から参加予定。
現在は板橋区の大会に参加中。
・九段との関係
九段卒業生と元教員がメンバー

◆ 第1回活動報告
10月12日(日)の板橋区民大会三部2回戦(対ウインズ戦)の報告です。
<オーダー>
1.(5)青島
2.(1)藤森
3.(9)仙波
4.(2)坂本
5.(6)久保
6.(8)大場
7.(4)小野
8.(3)大久保
9.(7)光岡
監督:亀田
投手:藤森(3回)→ 亀田(1回)
捕手:坂本
本塁打:坂本
スコア:10−0(4回コールド勝ち)
★ 戦評
秋晴れの空の下、新チームが最高のスタートを切った。エース藤森が3回を無失点に抑え、相手
打線を完全に封じる。
サイドから繰り出す120km台のストレートと緩急自在の変化球で、相手打者を翻弄した。
前夜の飲み会から帰宅3時間後に出場し、なおもチームを支える精神力を発揮したのは扇の要、
坂本。捕球のたびに「うっ」と 呻き声を上げながらも、見事に試合をリード。
「4回で終わってくれて心から助かった」と語ったその表情には、勝利よりも“帰宅後の睡眠”への
喜びがにじんでいた。
打線は初回から“花火大会”。藤森、仙波、坂本、山本、大久保の長打攻勢で4回までに10点を奪
い、試合の主導権を完全に掌握。
そして最終回には、加齢と故障を乗り越え“守護神”へと転向した 亀田監督自らがマウンドへ。
あと先短い野球人生を賭けて投じた渾身のストレートが火を吹き、わずか3人で試合を締めてみ
せた。 チームは見事な4回コールド勝ちで、新生K.B.Cの初陣を飾った。






