高10回卒同期会
1.16
2025
【お詫び】高10回の皆さまへ
本年 1 月 1 日に発行いたしました菊友会報第114号におきまして、昨年5月に開催された「高10回卒業生最後の同期会」のご投稿記事を掲載する予定でしたが、広報委員会の管理不手際により掲載することができませんでした。
皆様には大変申し訳なくお詫び申し上げるとともに、本年7月発行予定の次号には必ず掲載すること、また、以後このような事態が起こらぬよう十分な管理体制を執り、広報委員各人が注意してまいりますことをご報告申し上げます。
(広報委員会)
1.16
2025
高10回 最後の同期会
我々の学年から50名増えて、男300、女100の計400名になり、1 年次は各クラスに2名の担任が就いた。大変活気に溢れていた。その我々も今年85歳になる。
コロナ禍の長いブランクがあり、そろそろ終わりにしては、という声もあったが、ブツ切れも良くないので、「最後の同期会」と銘打って4年半振りに開くことになった。日取りは2024年5月25日 (土曜日)、会場は何時もの神保町の「エスペリア」。「最後の」の呼びかけに応えて50名の同期が集まった。
藤田君の司会で、最初にこの4年半の間に亡くなった同期の仲間に「黙祷」。朝倉君から叙勲の挨拶があり、その後は賑やかに思い思いの旧交を懐かしんだ。最後に、校歌と至大荘歌を斉唱して二次会に入り、話題は次のグループ作り。
解散の後も最後の同期会を惜しむ声が囁かれていた。
(猪倉 啓行)
※理事会より
同期会の余剰金64,979 円を菊友会への寄付としてご持参いただきました。厚く御礼申し上げます。 皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
9.29
2020
朝倉祝治氏(高10回)が瑞宝中綬章を授章
朝倉祝治氏が2020年春の叙勲で瑞宝中綬章を授章されました。心からお祝いを申し上げます。例年であれば春には皇居で勲章伝達の式典が催されますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で式典が行われませんでした。先日勲章が朝倉氏のお手元に届きましたのでご報告します。
【朝倉祝治氏叙勲の記念写真】
【瑞宝中綬賞】
4月29日付けの春の叙勲で、朝倉 祝治氏(高10)が瑞宝中綬章を授章されました。
専門分野は工業物理化学、腐食防食工学で、以前から鉄の錆は赤錆と黒錆があって、赤錆は腐食が早く、黒錆は劣化を遅らせると聞いていました。
鉄の腐食および石油精製プラントの腐食劣化と対策、電極表面の不安定性を利用した化学センサーなどの研究、開発に注力し、環境負荷の研究に多大な貢献をしてこられました。
80歳となられた現在も、横浜国立大学名誉教授と株式会社ベンチャー・アカデミア代表取締役として、大学の資源・知識の活用に尽力されています。
経歴、著書の詳細をお知りになりたい方はインターネットで検索をお願いいたします。
研究分野は金属にとどまらず、コンクリート、水道水、漏水工事まで広範囲に及んでいます。
2020年8月29日、皇居南溜で催された瑞宝中綬章授章式
【朝倉氏は前列左から4人目】
<大西正孝氏から朝倉祝治氏への祝辞>
『朝倉祝治君 叙勲おめでとう御座います。
学校の地下食堂で流れた音楽に、「モーツアルトか」朝倉君「音楽が好きか?」で始まった交流も、約65年経過して、この様な吉報を手に為る事が出来て、誠に嬉しい限りです。
朝倉君は学問で研究を続け、名誉教授と産学協同のベンチャーの社長として、80歳の現在も社会に貢献している事に頭が下がります。
今年は、新型コロナウィルスのため、皇居の授与式が取り止め、7月1日付け菊友会報も発行中止、10月に予定されていた同期会も取り止める事になり、誠に残念です。
菊友会のホームページという手段が残されていたので、今回依頼しました。
もう、お互いに80歳越えですからユルユルやって行きましょう。』